第6章 急変
ゆきside
気を失ってしまった潤くん。
とりあえず、病室に行かなきゃ!!
?:「ゆき?」
ゆき:「翔にぃ!!潤くんが発作起こしてっ…」
翔:「…え…っ…潤くんって!?」
ゆき:「…説明は、あとでするからっ!!先生、和先生呼んで!!」
潤くんの担当医が分からなくて
和先生を呼ぶしかなかった。
潤くんを車イスに乗せたまま
病室に連れていったんだ。
ガラッ
?:「…潤っ!!…」
あれ?
和先生じゃない?
?:「ありがとう。ゆきちゃん。僕は、潤の担当医の大野智です。」
ゆき:「…潤くんは、大丈夫ですか?」
智:「…今は、何も言えない…」
そう言いながら、潤くんを抱き上げ
ベッドに寝かせた。
やっぱり、改めてみても
潤くんは、スゴく痩せている。