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1週間だけの恋人ー松本潤ー

第5章 初恋


潤side




潤:「ねぇ、また、屋上行きたい。」


智:「…いいけど…最近、体調悪いんだから、すぐ、戻るんだよ?」


潤:「…うん。」




また、智先生に
連れていってもらって。




潤:「…この景色、いつまで、見れるかな…」




自分でも、分かるんだ。


もう、永くないって。




ギィー



扉が開く音が聞こえて。


後ろを振り向くと…




潤:「…あ…ゆきちゃん…?」


ゆき:「…良かった…いたぁ…」


潤:「え…?」


ゆき:「ここにくれば、また、会えると思って///」


ドキンッ


君の照れたような笑顔にドキッとした。



潤:「…俺なんかに、会いに来たの?」


ゆき:「あのときから、潤くんのこと、気になってさ…」


潤:「…気になるって。」


ゆき:「ね、病室何号室?」


潤:「…830号室。」


ゆき:「えっ!!隣じゃん!!」




そう言って、

はしゃいで笑う君に

また、ドキッとした。
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