【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第49章 *また逢えた……【虹村修造】*
*おまけ*
「すみません…!事務の仕事が溜まってて……結構待ちました?」
「そうだな、3時間は待った」
「ええ?!」
「嘘だよ嘘。信じんなよバカ」
「ビックリした……。これから食事ですよね?あの……私こんな格好で大丈夫ですか?」
「平気だろ。別にちゃんとした店じゃねぇから」
「でも普段食べないような所ですよ?修造はスーツだからいいけど……」
「気にすんな。早く行くぞ、予約時間過ぎる」
「あ、はい!」
***
「うめぇか?」
「はい!もう幸せです、ふふっ」
「だらしねー顔しやがって」
「むっ!しょうがないじゃないですか、美味しいんですから」
「まーそういうオメーも好きだけどな」
「!! ちょっといきなり言わないで下さいよ」
「わりわり。……で、だ。今日お前をここに連れて来たのには訳がある。よく聞いとけよ」
「は、はい。なんでしょう?」
「つかその前に……ほら」
「えっ、薔薇…?しかも花束……」
「いいから早く受け取れよ」
「あ、はい!ありがとうございます!」
「で、その中になんか見えねぇか?」
「中ですか?……あっ……え、嘘……薔薇に指輪がついてる……」
「察したと思うけど……オレこの先ずっとお前と生きていきてぇんだよ。死ぬまでずっとな」
「修造っ……」
「お前は自由だなんてもう言わねぇ。必ず幸せにしてやるから……オレと結婚してくれ」
「っ……はいっ、喜んで…っ」
「おい泣くなバカ、シメんぞ」
「止まらなっ……くて…っ」
「ったく……可愛い奴……」
*終わり*