【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第28章 *乾杯【花宮&実渕】*
実渕side
「こいつはオレのモンだ……テメェとイチャイチャさせるわけね〜だろ……」
「あら、付き合ってないじゃない。それなのにどうして自分のモノと言えるのかしら〜?」
「これからオレのになるんだよ……邪魔すんなよ…?」
「するわねぇ、邪魔」
「あ…?」
「私だって黙ってないわよ。貴方には渡さないわっ!」
貴方と私はライバルなのよ。
仕事でも恋でも。
目の前で二人がラブラブするのを見てるなら……死んだ方がマシだわ。
『ほえ…?実渕しゃん…?』
「うっ……」
『どうかしましたかぁ…?』
だ、ダメだわ。可愛すぎる…!
まこちゃんから奪い取ったはいいけど可愛すぎて……
可愛すぎて……手が出そうよ……。
私を見つめちゃダメ……
そんな蕩けた顔で見つめちゃダメ……
ハグくらいにしておこうと思っていたのに……
『実渕しゃ……んっ……』
「なっ…!実渕…!」
キスしちゃったじゃない……。