【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第18章 *【跡部景吾&黄瀬凉太】*
跡部side
「さあ……今宵も雌猫共を酔わせてやろうぜ!」
「「よろしくお願いします!」」
俺様の指パッチンで注目させ、決まり文句を言って満足したな。
これで今日も売り上げは最高だ。
何せNo.1の俺様がいるんだからな。当然だ。
そう。ここは跡部ホストクラブ。
ここら辺じゃ知らない奴はいねぇ。
「つーかいつまでNo.1陣取るつもりなんスか?」
「アーン?俺様が居る限り、ここのてっぺんは俺のものだ」
で、今話しかけてきたのがNo.2の黄瀬凉太。
元はモデルだったとかで毎日わんさか女が来るが……
あの程度じゃ俺様の足元にも及ばねぇな。
「今月で絶対抜くっス!」
「フン、無理に決まってるだろ。俺様を誰だと思ってやがる」
「はいはい、跡部様っスよね」
「分かってんならいい。さっさと接客しろ」
「あ。そういえばっちが今日来てくれるんスよ!そっちもきみっち、来るんじゃないんスかー?」
「ああ、あの女か……」
「きみっちってば跡部っちに夢中だから」
「おい、跡部っちはやめろと言った筈だ」
「いいじゃないっスか、跡部っち!」
「ったく……」