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【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】

第10章 *先生【今吉翔一】*


……って、聞いてまうんやなーワシは……。



「……ちょい質問してええか?」

「何?」

「自分……ワシの事好きか…?」

「へ?ちょ、ちょっと待ってよ。何でそんな、」

「ワシは本気や!歳も立場も関係あらへん!本気でを好きやし本気で付き合うとる…!」

「う……うん」

「けど自分はちゃうんやろ?せやったら本気になってくれや…!ワシだけ突っ走っとってもしゃーないやんけ……」



もう後には戻れへんで、ここまで言ってしもたら。

あんま泣かへんけど……こればっかは返事聞いたら泣くで、ワシ……。



「ごめんね……」

「……やっぱり自分、」

「そんな思いさせてたなんて知らなかったよ……」

「え…?」

「翔一くん、それ間違ってる」

「間違うとる……やと?」

「うん。軽い気持ちで付き合ってるわけないじゃない。私だって本気だよ…?翔一くんの事ちゃんと男として見てるし……心から好きだって思ってる」
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