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私の恋色 -BLUE-

第2章 2人の最悪な男



「はぁ…はぁ…。」


余韻に浸っていると、いつの間にか準備された幹也のそれが私の入り口に軽く当てられる。


「んっ…。」


ついに入れられるのかという少しの後悔と、より強い快感を求める気持ちが混ざり合わさる。


けど私は、彼のものをみて驚く。

大きくなったそれは、元彼と比べても充分大きいとわかった。


「ちょっ…待って!」

「は?なんだよ。」

「無理…ほんとに。」

「はぁ?ここまできて?」

「えっと、そういうんじゃなくて、その…。」

「早く言えよ。」

「………大き…すぎて、絶対、入んない……と思う。」


あぁ、絶対今、私、顔真っ赤だ。

恥ずかしくって顔を背ける。


「……ぷっ。」


すると幹也が吹き出す。


「何言ってんだよ、お前処女じゃねーじゃん。」

「そう…だけど…。」

「こんなに濡れてんのに、入んねーワケないだろ。」


そう言って先を軽く擦り付ける。


「あっ…。」

「挿れるぞ。」

「んんっ、あっ!」


ゆっくりと優しく幹也が入ってくる。


「んはっ…んんっ!」

「…っ締めすぎだろっ…!」

「ああっ…んんっ!」

「蒼子、もうちょっと頑張れるな?」


低い声で名前を呼ばれて、優しい言葉をかけられて、不覚にもどきっとした。


「…うん。」

「じゃあもうちょいいくぞ。」

「ふあっ…あぁんっ!」


ついに全部入りきった幹也のそれは、とても熱く脈打っていた。


「……動くぞ。」


そう言って彼はゆっくり腰を動かし始めた。

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