第2章 え。誰この子。(ギャグ)
瀞霊廷、ここは死神たちが仕事をしたりサボったり、喧嘩したり和んだり、とりあえず平和に暮らしている場所。
今日も穏やかな一日だな、とみんなが思っているなか、
一番隊隊舎ではちょっとした、いや、結構大きな事件が
起こっていた。
「・・・で、どういうことかな?山じぃ」
総隊長である山本元柳斎を山じぃと呼ぶこの男、
八番隊隊長 京楽 春水
「と、とりあえず、君、こっちおいで?」
扉から顔を覗かせる見た目16歳くらいの女の子に手招きをする白長髪の男、
十三番隊隊長 浮竹 十四郎
「・・・見つかってしまったか・・・。」
そしてこの軽く冷や汗を流しているのが
一番隊隊長兼総隊長 山本元柳斎重國 である。
何があったのか説明しよう。
それは今から1時間前のこと――――