第2章 出会い
玉「あっ、ガヤさんおかえり〜!」
藤ヶ谷さんだ!!
なぜか藤ヶ谷さんは知ってた。
私は玄関に挨拶に行くと、
藤「この子?玉がナンパ
して来た子って?」
すると、リビングから…
玉「ナンパじゃナイ!!」
藤「ゴメンゴメン(笑)」
愛梨「あっ、私玉ちゃんに
助けてもらった、
瀧上愛梨
って言います。」
藤「うん。北山に聞いたよ!
ここに住むんでしょ?」
愛梨「はい…迷惑でなければ…」
藤「愛梨って言うんだ…
全然迷惑じゃないよ!」
愛梨「本当ですか!お世話に
なります。」
藤「あっ、敬語禁止!なんかヤダ!」
そういえば、玉ちゃん達もそう言ってた。
愛梨「わかりました。…あっ!」
藤「はい、お仕置き〜」
え?お仕置き?
その瞬間、藤ヶ谷さんの顔が
グッと近づいた。
愛梨「っ…」
藤ヶ谷さんは唇と唇が
触れそうな距離でピタッと止まり
藤「フフッ、次敬語使ったら
ホントにするから。」
そう言った。
顔が近づいたとき、近くで見る
藤ヶ谷さんの顔はすごく
整っていて、かっこよかった。
藤「あ、俺、藤ヶ谷太輔。
俺のこと太輔って呼んで!」
愛梨「へ?///あっ、うん。」
藤ヶ、じゃなくて…太輔は
そう言って玉ちゃんが居るリビングに
行った。
ドキドキ…
なんだろう、すっごくドキドキする。
あっ!すごく緊張してたからか!