第9章 自分の気持ち
千ちゃんがメイク室から出た後に、小野さんが事務所に戻ることになった
小野「じゃあ、ちょっと開けるけど、よろしくね」
「はいw」
小野さんが出てから少し経つと、、
玉「遅くなりました!!」
「え!?」
玉「びっくりさせちゃった?ごめんwメイクお願いします」
そうだった・・千ちゃんが言ってた!遅れてくるって
でも、小野さんいない!!
「あ、今小野さん事務所に戻ってしまって・・・」
玉「麗ちゃんだとダメなの?」
え!私!?
「わ、私ですか!?でも、玉森さんは小野さんがやることに・・」
玉「俺が人見知りだから・・・?」
感づいてたんだ・・・・
「は・・い。で、でも私が人見知りだからっていうのも・・」
玉「そっかwでも、収録までに小野さん来るかわかんないから、やってちょうだい?」
うそでしょ?玉森さんが、やっていいって・・・
そう思うと涙が止まらなくなった
玉「どうしたの?嫌だった?」
「い・・や、そういうわけじゃなくて・・ただ・・うれしくて」
玉「?」
「まさか、玉森さんからやってくれない?って言われるなんて思ってなかったので・・」
玉「そっか、俺、気使わせてたみたいだね・・。ごめんね。」
そんな、なんで謝るの?悪いことしてないのに
「玉森さん何も悪くないです・・わ、わた・しが・・」
すると、やわらかい笑顔で
玉「ありがとうwもう泣かないで、ね?wメイクしてくれる?」
そういいながら、泣いている私の涙を手で拭ってくれた
・・優しい・・・
「・・っ、、はい!」
玉「よかったw」
玉森さんはニコッっとして鏡の前に座った
そんな笑顔反則だよ・・・
私は玉森さんのメイクを始めた