第9章 自分の気持ち
次に来たのは、あの仲良し2人組
横「おはようございます」
太「おはようございます」
「おはようございます、こちらへどうぞ」
太「渉、今日小野さんだよな?」
横「うん、そうだったはず」
太「じゃあ、俺は麗だな」
横&小野「え!?」
太「え?」
小野「いつから下の名前で呼んでるの?」
太「この間だけど?」
あ、あのとき・・・
あの、公園で別れるときに言ったのって空耳じゃなかったんだ・・
横「そうなの?麗ちゃん!」
「はい、ほんとです」
太「なんか事情聴取みたいなんだけど笑」
小野「なんか泣きそうになるわ・・・この間まで話すのもちゃんとできなかった麗が、芸能人と親しくなったなんて・・・感激!」
「そ、そんなにですか?wでも、ありがとうございますw」
小野「麗ともっと仲良くなってあげてね?年は離れてるけど、いい子だから」
太「あ、はいwわかりましたw」
「あ、あの・・・メイクしていいですか?」
太「ごめんwいいよ」
私は、下の名前で呼ばれたことに少しドキドキしていたからか、目を見れなかった
それが太輔にも伝わっていた
太「今日全然目みない」
「・・・」
太輔はこそっと
「ごめんwびっくりさせたよな?」
って言ってくれた
「大丈夫」って言い返してやっと目を見れた
「はい、メイク終了ですお疲れさまでした」
太「ありがとうw渉行くぞ」
横「はーいw」
2人は楽しそうに話をしながら出て行った