第28章 退院
麗side
マイちゃんと別れた後、私はタクシーを拾おうとしていた
たくさんの荷物で両手がふさがっていたため手をあげられない
「もう、歩いて帰るしかないか・・・」
私がため息交じりにそうつぶやくと
『無理でしょ?w』
ってあの大好きな声が聞こえた
振りかえるとそこには裕太が立っていた
私は両手に持っていた荷物を離し、
裕太のもとへ走った
けど、まだ少し足が痛んでうまく走れなかった
そしたら、裕太が走ってきてくれた
裕「お医者さんに無理しちゃダメって言われなかったの?w」
「言われたwけど、裕太が来てくれたから」
すると、裕太は私を思いっきり抱きしめた
裕「退院おめでとうwもう絶対離さないから、辛い思いさせないから」
「ありがとう、裕太」
裕「ずっとこうしていたい」
「えっ・・?いや、ずっとこのまま?」
裕「うんw」
「ダメダメ!病院の前だし、人いっぱいいるし///」
裕太はちょっとへこんでたけど、わかったっていって
離してくれた
そして、裕太の車に荷物を積み、久々に自分の家に帰った