第20章 奇跡
麗side
私は、何日間眠っているんだろう・・。
何もない真っ白な景色が広がっている
私、死んじゃったのかな・・
もし死んだなら、なんで死んじゃったのかな・・・
すると、
『ほんとごめん。。麗を傷つけるつもりじゃなかった。』
誰・・・?
私の名前・・。なんで謝ってるの・・?
『まさかあの後、あんなことになるなんて・・・俺・・っ・・。』
あんなことって何・・・
泣いてるの?
なんで?誰なの?
『麗・・お願い・・っだから目覚ましてっ・・。』
目を覚ましてって私やっぱり眠ってるんだ・・。
生きてるってことちゃんと伝えなきゃ・・・
私は、自分の手を握った
すると、
『えっ・・・麗!麗!!』
伝わった・・?
もう1回、握った
『麗!わかるの?ちょっと待ってて先生呼んでくる!』
そのあと、何度か声をかけられた
私は、何度も手を握った
私は、ここにいるよって伝えるように・・。