第18章 恋人
階段下に連れてこられた私は何も言わない裕太に声をかけた
「・・ゆ、裕太・・?」
すると、
―――ギュッ―――
「えっ・・」
裕「さっきは怒ってごめんね。麗が俺のこと考えて言ってくれたのに・・。自分勝手で。。」
「大丈夫だよ?そんなに自分のこと責めないで」
裕「でも、麗には裕太って呼んでほしい・・」
「それは・・・」
裕「うそw仕事の時は玉森さんでいいwけど、メイク室にいるときとか、小野さんがいるとき収録現場じゃないとき、人があまりいないとき、近くにいるとき、呼びたくなったときは裕太って呼んで、だめ?」
「いいよw」
すると、耳元でフフッwよかったって聞こえた
裕「裕太って呼んでもらえないぶん、今ハグしとくw」
「うん//」
裕「よし、仕事戻んなきゃwじゃ、またねw」
「待って!・・」
裕「?」
「頑張ってね!・・裕太//」
裕太はニコッとしてうなずいた
楽屋に行こうと歩き出したと思ったら立ち止まって
裕「あっ、そうだ!今日、仕事終わるの待ってるからw」
って言い残してまた歩き出した
大切な人がいるっていいなって思った・・