第5章 どっちかなんて選べません!
「あ゛ひッ! あぁ”ッ!」
「ヤッバイエロい……! も、止まんねぇッ」
「、ああ、可愛いぜぇ、本当にッ……!」
すっかりぐっぽりと二本のちんこを奥までくわえこむのアナルは、ぱっくり口を開け縁を真っ赤にし二人をより奥へと誘う。
まるで最初からそのためにあるかのよう。 淫靡で、男であるにも関わらず男を虜にするのだ。
「ひぁあ、あ゛ッあぁ……!」
『……ッ』
『”好きだよ“』。 甘い吐息と共に2人にそう耳に吹き込まれ、は声を上げな
がら絶頂を迎えた。
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「……最近、副長と隊長ますます仲悪くねえ?」
「俺も思った……」
部員たちの中で真しやかに噂されている、土方と総吾の一層の不仲。
原因は無論であり、しかし三人以外それを知る者はない。
人の目に触れないところでは取り合いをされているのだから。 今日もまた争奪は行われており、場所は誰もいない部屋で。
「はあッ、俺のがイイんだろ……?」
「俺のほうが、ッん、満足できるだろーが……」
「ひぁッ……ど、ちも、」
『どっちも?』
二人の声が重なって問い、は興奮に涙を溢す。 涎の伝う口を開き吐いた言葉は、
「どっちも、気持ちイイぃ……ッ!」
二人の抗争を一層激しくさせる火種にしかならず、はより深く深く、犯されていくのだった。
*END*