第15章 帝光祭〜屋上編〜
それから皆と別れて、今私は征ちゃんといるんだけど…
『征ちゃんの荷物凄いことになってるね;;; 季節外れのサンタクロースみたいになってるよ;;』
赤「あぁ、これかい? これは将棋部や囲碁部の賞品さ」
『賞品⁇』
赤「あぁ。部員や部長達を5人抜きや8人抜きすると、賞品をもらえるんだ」
『そ、そうなんだ…;; 』
(やっぱり征ちゃんって凄い……;;;)
赤「今から賞品のお菓子を紫原に渡しに行くけど、友香も来るかい?」
『うん、行くーーっ‼︎』
そして征ちゃんに連れられて着いたそこは屋上で、何故かバスケ部員が勢揃いしてた
赤「お前たち、ここで何をしてるんだ」
紫「あれ〜、ゆかちんも来たんだ〜。ヤッホー」
緑「もう、下校時刻なのだよ」
桃「ムッ君にミドリン、それに赤司君に友香ちゃんまで‼︎ どうしてここに?」
『私は征ちゃんに連いてきたんだ』
緑「俺は、もう下校時刻だというのにお前らが屋上に行くのが見えたからな。注意しにきてやったのだよ」
黒「やっぱり緑間君ってお母さんみたいですね」
緑「黙れ、黒子‼︎」
黄「紫っちも俺達のこと追いかけて来たんスか?」
紫「ううん。赤ちんがお菓子分けてくれるって言うから〜、ここで待ち合わせしてたんだ〜 景色の良いところで食べる方が良いじゃな〜い?」
赤「賞品で色々貰い過ぎたからね」
青「やっぱお前容赦ねーな;;;」
赤「当然だ」