第21章 全中二連覇
黄「やったっスーー‼︎」
緑「フゥ……」
紫「これでもう食べて良いでしょ、お菓子〜? 赤ちんも食べる〜?」
赤「……あぁ、もらおう」
紫「え⁉︎ マジで⁉︎⁇」
コートでは歓喜に溢れる皆がいた
『何、ボーッとしてんの? 大輝のおかげで優勝できたんだよ? いこうッ‼︎』
青「あっ、おい」
私は大輝の腕を引いて皆のもとへ向かった
『皆ーっ‼︎‼︎ お疲れ様‼︎ 優勝おめでとーっ‼︎‼︎』
黄「ゆかっち勝ったっスーー‼︎ 俺カッコよかったスかーーっ⁉︎⁇」
紫「疲れた〜。ゆかちん癒して〜」
と抱きついてくる2人
緑「友香を離してやるのだよ。 お前らの汗で友香が濡れてしまうのだよ;;;」
赤「ハハッ、今ぐらい良いじゃないか」
青「よくねーよ‼︎ オラ、どけてめーら‼︎‼︎ 友香、こっち来い‼︎‼︎」
と2人から私を引き剥がして自分の側に寄せる大輝
黄「青峰っちズルいっスよー‼︎ 最後俺が出たんスからーっ‼︎」
紫「そうだよ‼︎ 峰ちん最後ベンチだったじゃーん」
青「っんだと、てめーら‼︎‼︎‼︎」
と言い合いをし始めた3人
桃「テツ君もお疲れ様♪」
黒「ありがとうございます。勝てて良かったです‼︎」
このとき皆で撮った写真は、テツ君は見たこともない笑顔で、大輝はいつものニカッとした笑顔、征ちゃんと真ちゃんは穏やかな笑顔、あっ君は眠たそうな笑顔、涼太とさつきと私は満面の笑みだった
(来年も優勝して、この写真より素敵な写真が撮れれば良いな……♪)
だが、来年その写真が撮られることはなかった
あとがき→→→→