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Swear to you...

第7章 Secret Circus


馬車に揺られ、思ったより早く私達はタウンハウスに戻って来た

ソ「なんだシエル。もう俺に会いたくなったのか?!この寂しん坊め~~~~!!」

そうドアを開けたときにいい放ったのは坊っちゃんからタウンハウスの管理を任せられたソーマ様だった

シ「誰が…!セバスチャン、ネイラ行くぞ」
着いて間もないが荷物を置いて私達は調査に出かけた



始めに、女王から依頼のあった事件の概容を知るためにヤードを訪ねた

シ「表から入ると煩いからな…セバスチャン。ネイラはここにいろ」

「『はっ』」
セバスチャンは坊っちゃんを抱き上げ3階の窓まで跳んだ
私はその窓の下で二人が中に入ったのを確認し、被っていたフードを深く被り直した


数十分後、二人は入口から出てきた

セ「まだ全員が行方不明という扱いの様ですね」

シ「表の世界ではそうかもしれんが、裏の世界ではすでに…という可能性もある」
少し離れたところに停めた馬車に乗り込み次の場所へ向かった

『坊っちゃん。裏をあたるという事は今回も“彼”の所へ?』

シ「本当なら避けたいが…………一刻も早くマナーハウスに戻りたい。行くぞ」

あ、坊っちゃんの機嫌が悪くなった
たぶん先刻のソーマ様の言葉を思い出したのでしょうか…?
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