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嵐怪談喫茶店
第1章 分かんない… 〜大野智〜
智「石川君…!」
彼は、さっきの姿と違い、
目は大きく見開き、口は裂けたような、
姿になった。
俺は後ずさりをした。
彼は、包丁を持って俺に近づく。
石川「分かんない…」
彼はずっとそう言っている。
智「な…にが…」
後ろに下がっていたけど、壁について
しまい逃げ場を失った俺は、ゆっくり
しゃがんでいった。
すると、彼は包丁を上に掲げて言った…
「死んだから味が分かんないんだよ…‼︎」
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