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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第9章 ルール



「二人が元の世界に戻れるまで、
ここで3人一緒に暮らすなら
それなりにルールを作るべきだと
思うんだよね。」

「……ルール?」

目を丸くしたままのエルヴィンが問いかけた。

「うん。
……簡単なところで言うと、
分担して掃除をするとか、
個人の部屋に勝手に入らないとか、
そういう決まりを作ろうよ。」

リヴァイが興味深そうに話を聞いているので、
少し安堵し、再び話し出す。


「取りあえず、料理と洗濯は私がする。
冷蔵庫のものも、共有するって形で大丈夫。」





「……だけど、リヴァイが言ってたように、
したくなったからって理由で、
いつでも誘われるのは困る。」

そう言った途端、
エルヴィンが小さく吹き出す声がして、
エルヴィンに視線を向けた。

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