• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第59章 夜空に咲く、大輪の花




リヴァイは何度か挑戦してみたものの、
結局自分で釣り上げることは出来ず、
エルヴィンが釣り上げてくれたヨーヨーを
不服そうな顔で見つめている。


「リヴァイ、仕方ないよ。
私たちはエルヴィンほど器用になれないって。」

「お前と俺を一緒にするな。」

「え、それって私だけが
不器用って言いたいの?」

リヴァイの発言に食付いてみるが、

「これはどう持つのが正解なんだ?」

リヴァイは眉間に皺を寄せ、
ヨーヨーに視線を落とした。


「えーっと……
まず、中指に輪っかになった部分を嵌めて……」

説明をしながらリヴァイとエルヴィンの指に、
それぞれヨーヨーの紐の先端を嵌める。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp