• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第56章 範司と火口



「俺たちも、
凛に新しい感情を貰ったからな。
礼を言いたいのは俺たちの方だ。」

エルヴィンはそう言って範司に視線を向け、

「……範司。
凛がこの世界に留まる選択をした時は、
これからも凛のことを
気にしてやってくれ。」

と、真摯な目で範司を見つめた。


「ああ、そうだね。
私も凛のことは大好きだから、
しつこく遊びに行くよ。」

範司がそう言い切った後、少しの沈黙が漂う。




火口がその沈黙の意味を察し、
範司に声を掛けようとした時

「……お前は凛に
気がある訳じゃねぇんだろ?」

と、リヴァイは少し怪訝そうな表情で
問いかけた。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp