第46章 ●嫉妬故の強引さ
「君はどんな状況でも
嬉しいことを言ってくれるね。」
顔を綻ばしたエルヴィンは、
愛液が溢れ出した陰部に、
ゆっくり指を侵入させていく。
「……だが、器具でこれだけ濡れるとなると、
説得力に欠けるな。」
「はぁっ……、そりゃあれだけ、
やられたら、濡れるよ……、」
弾む呼吸の中で反論すると、
エルヴィンの指は抜き去られ、
替わりに太腿に生暖かい舌の感触が伝わった。
「ちょ……!エルヴィンっ!?
それ、ダメです!!」
「……何故?」
声を荒げてエルヴィンの肩を押し離そうとするが
卑猥な舌遣いに力が抜け落ち、
エルヴィンに縋るように肩を掴む。