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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第43章 矛盾の追及



「俺たちがここに来たばかりの頃は、
自分の意思を後回しにすることの方が
多かったのに。」


「……そうかもしれないね。」


返事をしながら、今までのことを少し思い返す。




二人がこの世界に来る前まで、
あまり自分の意見を
押し通そうとしたことはなかった。

それは仕事でも、プライベートでも同じだ。

流されていた方が楽だったし、
意思を曲げることなんて容易かった。


それに、
自分が自身の責任を負いたくなかった。

自分のことなのに、
他人事のように思っていた。

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