• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第42章 甘い文字



「許してあげる。
最後の方は私からもキスしちゃったし……
それに元々怒ってないからね。」

「だが、映画が終わった直後、怒ったから
トイレに駆け込んだんじゃなかったのか?」

エルヴィンに顔を覗き込まれ、
反射的に視線を逸らす。



“手の愛撫と優しいキスのせいで、
下着が濡れたので、トイレで拭いていました。”


なんてことを言える筈がない。



「……ただトイレに行きたかっただけだから。」

視線を逸らしたままそう答え、
不自然に思われないように、
再びエルヴィンに視線を戻す。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp