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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第42章 甘い文字



『……エルヴィン。ほんと、ダメです……』

さっきから声に出さず、
口の動きだけで訴え続けているが、
読唇術さえ身に付いているエルヴィンには、
私が何を言っているかだって
分かっているんだろう。

それなのに、ニヤリと笑ったエルヴィンは
見せつける様に指先を唇で弄び、
徐々に身体が疼いてくる。



まさか映画館でさえ、欲情させられるとは……



どんな場所でも平常通りの
エルヴィンのテクニックに絆され、
抵抗する気力さえ失われる。

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