第41章 作戦と不足を補う方法
「……ほら。
そうやって赤くなられると、
また君が欲しくなる。」
徐に掴まれた手を、下半身に誘導されて
熱く膨らんだものを触ると、
小さく身体がビクついた。
「……え、まだ何もしてないのに、
そんなことになるの、おかしいよね?」
熱いものに触れた状態で、
赤面したまま問いかける。
触っているだけで、
自分の下半身まで疼いてくるから不思議だ。
「本当におかしい。自分でも思うよ。」
エルヴィンはこれ以上ない程に紅潮した
凛の頬をそっと撫でた後、
「洗濯物を干して、頭を冷やしてくる。
これじゃ、発情期の野生動物と同じだ。」
と、呆れたような表情で笑って、
ゆっくり立ち上がった。