第40章 ●ずっと君だけを

「……んぁっ…はぁっ……、
なんか、集中してない、って思って。」

自分から熱烈なキスをしてきた割に、
凛の方が息を弾ませている様子が、
再び下半身に刺激を届ける。



「……、今だけ……私、見てて、くれる……？」



潤んだ瞳が、一心に自分だけを見つめている。

その言葉が、その瞳が、たまらなく愛おしくて、
凛を強く抱きしめた。





「今だけなんて、淋しいことを言うな。
……ずっと、君だけを見てるよ。」

堪えきれずに溢れ出した、
今までの自分には相応しくない言葉が、
凛の奥深くの反応を促す。

陰茎が吸い込まれるような強い快感に襲われ、
一気に込み上げてくるものを感じた。