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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】
第33章 ●高度な技巧の訳
「ほう……
なかなかいい身体だな。」
「……あんまり見ないで下さい。」
緊張したり、焦ったりすると、つい敬語になる。
リヴァイの緩んだ表情から視線を逸らした。
「そんなに硬くなるな。
別に乱暴に抱こうなんて思ってねぇよ。」
「そんなこと思ってない。」
すかさず反論すると、
「じゃぁどう思ってんだ?」
すぐにそう聞き返され、少し戸惑うが
「……気持ち良くさせてくれると思ってます。」
と、再び自然と出て来た敬語で答えた。
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