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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】
第21章 反省と真実と誘惑と
「リヴァイだってニヤニヤしてるからね?」
「あ?お前が変なことを言うからだろうが。」
リヴァイはそう言ってすぐ、
急に目の色を変え、大きくため息を吐いた。
「なに、何か思い出したの?」
長いため息を聞いた後、
リヴァイの顔を覗き込む。
「……おい、お前らここでやっただろ?」
リヴァイの問いかけに身体が硬直する。
「な、何で?」
「においが残ってんだよ。」
即答され、咄嗟に鼻に神経を集中させる。
が、そんな残り香は感じられなかった。
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