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黒バス!〜宮地先輩と秘密の恋を〜

第15章 時は刻々と迫る。


秀徳祭も終わった。
終わってから、校庭の木の葉が色付いている
事に気付いた。
宮地「瑞穂。」
振り返ると、そこには宮地先輩の姿。
宮地「…珍しいな。…瑞穂が木を見てるって」
瑞穂「この木…桜ですよね。」
宮地「…多分な」
瑞穂「私が入学した頃は、桜が咲いてた」
咲いてたと言っても、桜って、入学式のある4月には
散りかけている。かといって、卒業式のある3月には
まだ少ししか咲いていない。
瑞穂「…。気付いたら、もう色付いているんですね」
宮地「…お前マジどうした?」
瑞穂「いえ。葉が色付いていると…もう秋なんだなって。」
宮地「ああ。もう10月だもんな」
…4月。
キセキの世代が入ってきて、教える手間が大分省けると思っていた。
そしたら、瑞穂が入って来た。
バスケが下手で下手で…。
俺が自主練習に付き合ってやった事もあった。
今、瑞穂のシュート成功率はそこそこ。
俺が教えてやらなかったら、どうなっていたか知れない。
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