• テキストサイズ

黒バス!〜宮地先輩と秘密の恋を〜

第21章 未来へ。今を生きる。~ホントにホントに最終章~


部屋を飛び出し、旦那の部屋に向かい、廊下を疾走!!
ガチャバタアアアン!!

瑞穂「ちょっと!7時!!起きなさいよっ!」

叫ぶと、ムックリと起き上がった。
あの頃から変わらない。
すぐ「轢く」とか「刺す」とか言って、
近所の子供泣かす。謝りに行くのはいつも私。
身長もいまだに191cmで、街を歩けば珍獣扱い。
ちゃらそうな茶髪。
でも、努力家。
そんな旦那が、私は大好き。

清志「……んだようっせーなー。まだ7時だろ?寝かせろ」

瑞穂「7時だよ!なに馬鹿なこと言ってんの!?」

清志「馬鹿はお前だ。カレンダーを見ろ」

瑞穂「……あ」

今日の日付は、赤で示されている。
そうだ、祝日だ!

清志「……ったく。そゆとこ、高校時代から変わんねーな?」

瑞穂「う、うるさい!余計なお世話だよ!」

お久しぶりです、皆様。
瑞穂です。でも、あなたの知っている瑞穂は、
秀徳高校一年生、澪里瑞穂かと思います。
今の私は宮地瑞穂、22歳です。
旦那の名前は宮地清志。私の2つ上で、24歳。
高校時代のバスケ部の先輩。
清志が高校を卒業してからも、付き合い続けた。
そして、私が高校三年生の時。18歳だった。
その時清志は短大の二年生、20歳だった。
いきなり大学のカフェテリアに呼び出され、プロポーズを受けた。

清志「瑞穂。お、俺と結婚しねえと、轢くぞ」

どんだけ荒々しいプロポーズだっつの。
嬉しかったけどさ!
で、私は18歳で結婚したわけ。
名前も、澪里瑞穂から宮地瑞穂に。
結婚式も、とびきり盛大に、豪華にした。
緑間経由で赤司君に頼んだのだ。
ポンと2億円渡す赤司君、怖かったな……。
/ 135ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp