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死のゲーム

第4章 これからの寮生活


コンコンッ
荷物を整理していたら誰かが私の部屋にきた。誰かはわからないけれど、迎え入れた。
「はーい、どうぞ。」
ドアかあいて、部屋に来た相手を見る。部屋に来たのは遥くんと三浦、葵だった。なぜかみんなは重々しい空気を漂わせてた。
「3人揃ってどうしたの?」
「花、辛いことがあったら何でも言って、私は花の味方だからね!」
「いつもは能天気だけど、悩みの相談くらいは真面目に受けるから。頼って。」
私はみんなが何を言ってるのかわからなくて、首をかしげた。
「悪い、花。さっきのこと、祥大と葵に話しちまった。」
さっきのこと・・・。母さんのこと。別に秘密にしてもらいたい訳じゃないからいいけど、なんで三浦と葵がこんなに必死なの?
「まぁ、いきなりこんなこと言われても困るよね。でも、遥から話は聞いたよ。私ね、花が来てくれたのは嬉しかった。だけど、花がこっちに来た理由を知らなかった。知らなかった自分にムカついたの。なのに、花は弱音も吐かずに笑ってた。花に我慢してもらいたくないの。だから、全部、私達にくらい言ってよ。」
「葵・・・。」
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