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死のゲーム

第2章 再会。


学校に着いて、職員室に挨拶しにいく。
「失礼します。転校してきた白雲花といいます。」
「君が・・・。中村先生を呼んできます。」
中村先生・・・。その人が私の入るクラスの担任なのかな。
「おはよう。お前が入るクラスの担任の中村だ、よろしくな。」
「よろしくお願いします。」
私はこの人を知ってる。まさか、浩ちゃんが先生になるなんて思いもしなかった。しかも担任なんて。廊下を浩ちゃんもとい、中村先生と歩く。 
「まさか、本当に花だとは思わなかった。元気だったか?」
「うん。浩ちゃんこそ、いつから教師だったの?昔はそんな素振り全くなかったのに。」
「まぁな。親の背中を追ったってやつだ。」 
遠くを見てる。浩ちゃんが本心を言うときの癖だ。浩ちゃんが道場をでたのはいつ頃だっただろう。
浩ちゃんが教室で私の紹介をする。
「白雲花です。今日からよろしくお願いします。」
顔をあげるとクラスのみんなは優しそうな顔だった。平和なクラスなのかな。そうだと嬉しい。私は浩ちゃんに促されて、教室の空いてる席に向かう。その時、隣の男の子が話しかけてくれた。
「よろしくな!えっと花だっけ?」
「よろしく。えっと・・・?」
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