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大きな木の下で
第2章 懐かしい夢
『ねぇ、なに泣いてんの?』
「え?」
『なに泣いてんの?』
「いや、なんでもない」
『ふぅん、あっそう…ねぇ』
「ん?」
『今、ちょうどかくれんぼしてんの。あんたも一緒にやらない?』
少女はそう言うと少年の手を取った
『さっさと行こ』
「…うん!」
『あんた名前は?』
「木吉鉄平!」
『へー、私は…』
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