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【イケメン王宮】 もう一つのシンデレラSTORY

第9章 episode 9【ユーリ】〜信頼〜


バスルームから戻ってきたルリーは、未だ上気する顔を手で覆った。

(ジルは、ただ私の体調を心配してくれたんだよね…)

少し前の事を思い出す……



***********



「だいぶ温まりましたね」


ジルは微笑えみを浮かべながら、そう耳元で囁いた後バスルームの扉へと手を掛けながら、


「今メイドを呼んできますので、今日はお疲れでしょうから、そのままお休み下さい」


そう告げると、足早に立ち去っていった。

(あんなジル、初めてみた…まるでジルでは無い別人の様だった……)
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