• テキストサイズ

【イケメン王宮】 もう一つのシンデレラSTORY

第4章 episode 3【ユーリ】〜出会い〜


朝の真っ白なミルク色の日差しを浴びて、ルリーは目を覚ました。


「おはよう、ルリー様」


蜂蜜のような甘い声に反応して、そちらを見あげる。

そこにはウィスタリアの執事服に身を包んだ、透き通るような白銀色の髪を揺らしながら優しく微笑えむ綺麗な男の子が立っていた。

急な眩しさに目を細めると、男の子はクスッ、と笑うとルリーに向かって話しかけた。


「よく眠れた?」

「う、うん……あなたは、誰?」

「あ、挨拶がまだだったね」
/ 208ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp