• テキストサイズ

【イケメン王宮】 もう一つのシンデレラSTORY

第3章 episode 2【ジル】〜出会い〜


ルリーがアランの笑顔に目を奪われていたのと同じ時、2階のバルコニーから二人を見下ろしている影があった。


「彼女は……」


ふっ…と妖艶な笑みを浮かべ、その人物はその場を後にする。


「やっと見つけましたよ…プリンセス…」



*****************



ルリーはアランに連れられ、元居た広間に戻って来ていた。


「お前、どうせ一人で帰ろうとしてもまた、迷うだろ。」


図星を付かれ、言い返せないルリーは仕方なくアランの警備の仕事が終わるまで広間で待つことになっていた。
/ 208ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp