第3章 HAPPY BIRTHDAY 7/7*緑間真太郎
遥「すっごく綺麗だったね‼︎」
緑間「ああ、そうだな」
お互いに感想を言いながらゆっくりと歩いてゆく。
そして、ふと沢山の短冊が飾られた大きな笹を見つける。
どうやら、自由に願い事を書いて飾れるらしい。
遥「見て見て、緑間君!願い事書けるらしいよ!」
緑間「そうらしいな。書きたいのか?」
遥「うん‼︎緑間君も書こう‼︎」
そう言って緑間君の手を取りそこまでかけて行く。
青や黄色、ピンクなどカラフルな髪が何枚も置いてあり、私はそこから綺麗な緑色の紙を一枚取る。
その色を選んだのは緑間君の髪の色と同じだったからだ。
遥「緑間君は書かないの?」
緑間「俺は良いのだよ」
遥「ふぅーん」
ということで、私は一人紙に向かった。