第2章 HAPPY BIRTHDAY 6/18*黄瀬涼太
笠松「じゃあ、俺ら先に帰るぞ」
森山「じゃあな黄瀬、遥ちゃんも」
先輩達は皆俺と遥っちだけを残して出て行ってしまった。
黄瀬「あれ、皆帰っちゃうんスか?」
遥「あ、うん。わたしが頼んだの、2人きりにして欲しいって」
黄瀬「どうしたんスか?」
そうすると遥っちは鞄から何か小さな箱を出して、俺に渡してくる。
黄瀬「え?プレゼントはさっき貰ったっスよね?」
遥「うん、開けてみて」
言われた通り箱を開けていく。その中に入っていたのは2つの指輪だった。
デザインは同じ物だったが2つともサイズがどう見ても違う。
これは..........
黄瀬「ペアリング?」
遥「そうだよ」
確認するように聞いてみるとやはり予想通りだった。