第1章 『おかしで転生!?』
「あれ?普通は『此処は何処だ!』とか『なんで俺は此処にいるんだ?』じゃないの?」
は?別にそんなことどうでもいいんだけど
で、俺のお菓子は?
「君の遺体と一緒に燃やされてたよ?良かったね」
燃やされ…た……だと!?
ってそれもだが“俺の遺体”ということはやはり俺は死んでしまったようだ
「君が死んだのは僕のせいなんだ…実は、」
はあ、まさかこんな年で死ぬとはな…
ん?なんでそんなに冷静なんだって?
「あれ?聞いてる?」
バカヤロー得体の知れない変態の言うこと真に受けている時点で冷静じゃないわ!!
これからどうしよ
つか死んじゃったらお菓子食えないじゃん!俺死ぬよ?ってもう死んでました(笑)
と、一人脳内パニックを起こしていると
「…そろそろ話を聞いてくれないかな(泣)」
半泣きの変態が
ごめんまだいたんだね
「変態じゃ……もういいや。とりあえず今は説明だ!」