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キスの魔法

第2章 能力を知りました


次の日。放課後。

由朱「今日こそは、まっすぐ帰る!」

佐奈「また、捕まったの?」

由朱「そうなんだよ… 二宮君にね…」

佐奈「なんか用事だったの?」

由朱「それがね…」

智「咲坂由朱ちゃん!」

ドアを見ると、

由朱「大野君…?」

大野君は手を招いている。

佐奈「じゃあ、私はお先に!」

佐奈は帰ってしまった。

私は、仕方なく、大野君のそばに行き

話を聞くことにした。
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