第21章 Let's go!東京!
said
「きれい...」
東京の海も...キレイだな...
でも、蛍の横顔が一番綺麗に見えた。
月島「...ごめん。」
「...私こそごめん。」
月島「の方が上手いこと分かってる。それが悔しいのかもしれない。」
「蛍も十分上手いよ。蛍もいいとこあるじゃん。」
月島「僕のいいとこ?」
「蛍は周りも、相手もよく見てる。チームの事、考えてるよね。」
月島「別に。僕は僕ができることしてるだけ。」
「素直じゃないね。」
月島「...」
蛍は私の顔に手をそっと添えた...
すごく、真剣だということが分かる。
蛍の顔がゆっくり近づいてくる...
私は無意識に目を閉じた...
チュッ
蛍の唇は優しくおでこに触れた。
月島「今はこれで我慢するけど、必ずは僕のにするから。」
...今のは仲直りの印し?