第3章 初めての出勤
そんなこんなで着替えを終え、哩苑は龍華と教室にいた
『どんな子がいるんですか?』
龍「そうねぇ、いつも一番に来るのがテツ君。テツ君は影が薄いからよく見失うのよ」
『影が薄い・・・(¯―¯٥)』
龍「真ちゃんはいつもラッキーアイテムを持ってるわ」
『ラッキーアイテム?』
龍「ええ、朝の占い番組を見てラッキーアイテムを持ってくるの」
『へー』
龍「良君と光樹君はいつも一緒に来るわね」
『兄弟なんですか?』
龍「いえ、よく一緒に遊んでいるの」
『へー』
そのほか、いろんな園児達の話を哩苑は聞いた
「りゅうかしぇんしぇおはようございます」
龍「あら」
『うわぁ!』
龍「テツ君おはよう、いつきたの?」
テツ「今しゃっきです」
『り、龍華先生この子』
龍「ええ、さっき話したテツ君よ」
テツ「黒子テツヤです、よろしくおねがいします」
『礼儀正しい(°°;)』
哩苑がそう呟いた後、龍華が大笑いしたのは言うまでもない
紫陽花組の園児達が集まった頃哩苑の自己紹介始まった
龍「はい、皆イスに座って」
園児達「はーい」
龍「今日は皆に紹介したい人がいます」
園児達「( ´д)ザワ(´д`)ザワ(д` )ザワザワ」
龍「ほら、哩苑先生」
『あ、はい・・・今日から先生になりました長村哩苑です、よろしくおねがいします』
龍「哩苑先生だって。それじゃ、皆でよろしくおねがいしますしようか、せーの」
園児達「よーろーしーくーおーねーがーいーします」
『うん、よろしくね』
龍「じゃあ皆、先生ちょっと用事があるから哩苑先生と仲良くしててね」
園児達「はーい」
そう言うと彼女は紫陽花組の教室から出ていった
「ねぇ、哩苑せんせぇ」
『ん?ええっと・・・』
「わたし、桃井さちゅきだよ!」
『へー、さつきちゃんって名前なんだ』
さつき「うん!」
『かわいい名前だね』
さつき「ありがと!」
そう言うと少女は可愛らしい笑顔と共にお礼を言った