第4章 ~監禁生活~
奥州から遠く離れた場所に在る小屋に、政宗は居た。
首元には、犬が着ける様な首輪。
足首には、鎖が着いた足枷が取り付けられて居た。
衣服は身に付けて居らず、裸のまま布団の上に座って居た。
「・・・小十郎・・・恥ずかしいから、ジロジロ視るな」
そして、小十郎と退陣して居た。
小十郎は、裸に為った政宗の姿を、只じっと視て居た。
そんな小十郎の視線に耐えかねた政宗が、身を捩り、頬を染めながら呟いた。
「・・・恥ずかしい、か・・・?」
「あ、当たり前だ!恥ずかしい意外、何があるんだ!」
然し、政宗を独り占め出来る悦びか、はたまた、独占出来る悦びか、小十郎の表情は、悦びに呉れて居た。
「・・・嫌いじゃ無いんだろ?」
「・・・・・・」
小十郎は、政宗を触りながら話し掛けた。
「・・・打から、俺に触られても何も言わない。」
髪、耳、頬、唇、首
「・・・俺が、好きだから・・・」
肩、手、胸、腹部