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①呪術廻戦〜脹相〜

第44章 身長差


「……やっぱり、身長差ありすぎるよね」

並んで歩きながら、私はぽつりと呟いた。

「何がだ?」

隣を歩いていた脹相が、こちらを見下ろす。

「私と脹相の身長」

「……そうか?」

「そうだよ」

私は脹相を見上げる。

どれだけ見ても、やっぱり高い。

「ほら。こんなに違う」

「確かに差はあるな」

「でしょ?」

「それがどうした?」

「どうしたって……」

私は少しだけ俯く。

「一緒にいると、私がすごく小さく見える」

「実際、小さいな」

「……」

「すまない」

脹相がすぐに謝る。

「でも、俺にはそれが嫌には思えない」

「私はちょっと気になるの」

「なぜだ?」

「子供っぽく見えそうだから」

「俺には見えない」

「本当に?」

「ああ」

脹相は即答した。

そして、少しだけ私を見下ろす。

その視線に気づいて、私はまた顔を上げる。
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