第9章 【エピローグ】 未来への約束
——翌月
【プロ野球選手御幸一也、一般人と婚約!
お相手は高校時代のマネージャー!?二人をよく知る人はーー】
後輩「キャップとマネージャーはめっちゃ似た者同士でお似合い通り越してた感じっすね!」
高校時代のチームメイト「俺からしたらやっとかって感じっすね、高校時代も本当に付き合ってるのか傍から見てわかんないくらいだったし」
今のチームメイト「全然、おめでたくなんてない!一也の結婚なんて絶対祝ってやらないんだから!」
後輩「あの人が幸せなら別になんでもいいです」
——————
「……ふふっ、私の話は要らないけど、いっか」
そう言いながら、私は切り抜いた記事をファイルに挟み
静かに閉じた。
「んー……」
ペンを持って小く考えていると
ふと左手の薬指のリングが目に入った。
あの日、公園で一也がはめてくれたリング。
「おっ、そうだ!」
私は表紙にペンを走らせた。