第1章 キミへ
キド『ほら。』
そう言って鏡を差し出すキドさん。
「?」
私は素直にそれを受け取った。
……にしても。
「あの~1つ聞いてもいいですか?」
キド『何だ。』
「このお世辞にもうまいとは言いにくいデコしたの誰ですか……。」
キド『……。』
カノ『ぶふっwwwさいっこうww』
「まさか、キドさんじゃありませんよね……。」
キド『そ、そんなわけないだろう!おい、キサラギ!』
『え、呼びました?団長さん!』
キド『これ、お前のだろ!?』
『そうですよ?』
「……このグロテスク極まりない鏡の考案者がこんな可愛い子だなんて…。」
カノ『笑いすぎてお腹痛いwww』
『え!?何の話ですか!?』
キド『あ、そういえばこいつら紹介してなかったな。おい、マリー、セト。』
セト『何すか?』
キド『とりあえず自己紹介しとけ。』
セト『わかったっす!』
……とりあえず鏡の意味とメカクシ団?の意味を教えてもらえませんか…。