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淫夢売ります

第62章   デモン・リュブリック


【デモン・リュブリック:好色な悪魔】

闇の中、唐突に目が覚めた。

先程まで響いていた大勢の嗤い声は聞こえない。そして、目を開けても閉じているのではないかと錯覚するほどの暗闇だった。

あたりは、しんと静まり返っており身体には上掛けがかかっている感触がある。
心臓はまだドキドキとしており、私の陰部はまだピクピクと快感の余韻にひくついていた。お腹の奥がぎゅっと切ない感じが残っていて、まだ身体の中に熾火のような熱がこもっている感じがした。

ここ・・どこ?

ベッド・・・私、寝ている、の・・・?

混乱していた意識がゆっくりと落ち着いてくる。
次第に闇に慣れてきた目がかすかな光を拾い、周囲の様子を伝えてくる。

天井に丸いシーリング。
左手にはクローゼットとドレッサー。
見慣れた・・・部屋・・・。
私、部屋にいる。時計は午前5時を指していた。
じゃあ、い・・・今の・・・何?

ゆっくりと体を起こすと、たしかに私は自分の寝室にいた。着ているのは寝るときに身に着けたシルクのナイティ。周囲を見渡しても当然誰もいない。

ハッと気づいて、股間に手を伸ばしてみると、そこにヒヤリとした手触りを感じる。まるでおしっこを漏らしてしまったかのような沁みができているのが見なくても分かってしまう。

「嘘・・・」

その手触りで先ほどまで見ていた『夢』を思い出す。
夢の中、変な店にいて、デュークに出会って、強すぎるお酒を飲まされて・・・

縛られて・・・あんな、あんな・・・

カッと頬が紅潮する。

『お願いしますぅ!!オマンコ気持ちよくしてぇ!!』

そして、誰にも見せたことがないほどの淫らな姿を、大勢の人に見られながら・・・っ!

『見ないでぇ!!』

思い出してしまって、キュンと女の芯が熱くなるのを感じる。その切ない感じを抑え込むために、ぎゅっと太ももをあわせ、こすり合わせるようにするが、一度思い出してしまうと、止められなくなってしまう。どんどんと、身体の中が切なく、熱く、疼いてしまう。

・・・ああ・・・ぅう・・・そんな、そんな・・・

咄嗟に思ったのは、『もう一度・・・』という恐ろしい考えだった。
私は慌てて頭を振って、その考えを追い出そうとする。胸のドキドキを抑えるために、ぎゅっと心臓のあたりに両手を押し付ける。
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