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淫夢売ります

第59章   戻れない・・・


さっきまでの無慈悲な愛撫とは違う優しい手つきで、彼が私の陰裂をなぞる。そこもまた、私の心と同じくとろとろに解けていて、彼の指がくちゅくちゅと容易に中に沈み込む。

「あ・・・んあ・・・」

散々与えられた強烈な快楽とは違う、柔らかな気持ちよさに私は自然と足を開いていた。

気持ちいいよぉ・・・

杉村の巧みな指使いにすぐに私は夢中になる。優しく入口あたりをかき回され、膣内の気持ちいいところをコリコリとくすぐられる。目は相変わらずアイマスクをされていたので、その身体の感覚にだけ意識が集中する。ガッチリとしたたくましい体、太い指が与えてくる優しい快感、経験したことがないほどの濃い男性の匂い・・・それは私の脳を更に深く、深く侵していく。

いつしか、私の腰が勝手に蠢いていた。それは私の本能が、杉村の指をより奥へ、より深く挿れようといれようとしているみたいで、もっと、もっとと身体の奥が叫んでいるようだった。

「は・・・ん・・・あん・・・も・・・っ」

もっと、と言ってしまいそうになり、私は慌てて唇を噛んだ。そんな、はしたないこと、とてもじゃないけど言えない・・・そう思ったからだ。

すいっと唇がなぞられる。おそらく、舌で舐められたのだ。ついで含むような笑い声。その唇への思いもよらない刺激に、背筋がゾクリとして、私は軽く絶頂する。

それでも杉村の指は入口から先には入ってこない。奥が・・・疼く・・・身体が・・・熱い・・・。

「あ・・あああ・・くぅ・・んは♡」

もどかしい・・・
もどかしい・・・

思い出す。電車の中でのこと。私の身体に打ち込まれた熱い楔の感触。奥を突く太い・・・あの太い感触・・・
思い出す。思い出す。思い出す。
身体が震える、奥から、淫蜜が溢れ、唇が開き、舌がぺろりと唇を舐める。

ああ・・・ああ・・・

そして、とうとう私の中で、そのもどかしさが言葉になって溢れてしまった。

「ほ・・・し・・・い・・・」

一度言葉になってしまったその思いは、止めることができなくなる。

欲しい・・・欲しい・・・ほしい・・・ホシイ・・・ホシイ・・・・ホシイ!!
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